古稀日記 9月6日 【foehn phenomenon】

朝夕の風が少し涼しくなり、エアコンをつけなくても寝られる日があり、夏も終わりか、それなら秋の花を活けましょう、とワレモコウ・パンパス・百合・向日葵に名前のわからない実物を加え「混ぜ挿し」を活けた翌日から夏が復活しました。やれやれ。花器いっぱいに張った水はぬるま湯になり、花がどんどん萎れます。活けた当初の秋の混ぜ挿しの写真を、ウェブサイトトップに飾りました。

花だけでなく、人間も萎れます。フェーン現象で真夏日になると、体の内部に熱がこもります。私は暑さに弱いので、(寒さにも弱いけど)こうなると「汗も」ができます。やれやれ。

料理は好きだけれど、何を作って良いか行き詰まります。ガス台の前に長くいると溶けそうなので、加熱は電子レンジとオーブンに頼ります。急に食べたくなったカレーは、ル・クルーゼごとオーブンに入れて煮込みました。

テニスレッスンには、氷のうと保冷剤を持参し、水飲み休憩のとき、首と頭を冷やしますが、30度を超えるジリジリ照りの中でのレッスンは修行の趣きがあります。元気な人たちは90分のレッスンの後も、自主練を続けるので驚嘆します。

先日はレッスンの少し前に行き、コーチとメンバーにウクライナの子どもたちへの応援メッセージ撮影に協力してもらいました。「I stand with Ukraine!」と言ってバシッとサービスを打ってもらいました。みなさん、快く協力してくださるのが嬉しい。

毎週火曜日のオンライン授業の準備は毎日少しずつ進めています。当日の朝、NGOのウェブサイトを確認し、zoomリンクが送られてくると、遠く離れた戦渦のウクライナと繋がっているのだと感じます。授業開始は、キーウ時間午前10時(日本の午後4時)。開始の数分前にzoomにアクセスし、無事繋がってモデレーターが入室を許可するのを待つ間どきどきします。今日は20回目のオンライン授業です。どんな子どもたちと会えるのか、それもどきどきです。

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